アウトプットがいかに重要であり、成果に結びつけるには!

樺沢紫苑著の『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読みました!

 

初めの印象は、割と分厚いと思い読み始めましたが、

 

図解などが多くとても読みやす本でした。

 

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

 

内容的にはどれだけインプットを行っても、あまり効果が見込めないと言うものです。

本書は、インプットとアウトプットの関係性、アウトプットの重要性、アウトプットの仕方という順番にアウトプットが如何に重要かを述べ、アウトプットの理想的な方法を提示じしていると思います。

 

実際、こうやったまとめることが、アウトプットであることは間違い無いと思います!

 

特に私が興味を持った3つの部分を今回紹介したいと思います。

 

3対7の法則

「勉強したのに、自己啓発本を読んだのに、」

と思う機会ってありませんか?

「テスト前に教科書を読んだり、参考書を読んだのに、テストはさんざんだった。」と思ったことは誰でもあるかと思います。

本書によるとこのインプットの作業をどれだけ行ってもあんまり効果が薄いとのことでした。

 

実際はインプット3に対して7のアウトプットが一番効果的とのことです

 

例えば、

教科書を読む量を3として、問題集を解く量を7とする。

毎月3冊の本を読むところを、1冊にして、SNSやブログでまとめ、感想を発信する。

 

これが一番記憶に定着するとのことです。

 

頭に叩き込みことも重要ですが、その知識をどのように使いかで、脳はその知識が重要か判断し、記憶として保存するかを自然に破棄するかを判断しているみたいです。

使えば使うほど、この情報は重要だなと思わせることが、記憶として定着するもっとも効果的なことらしいです。

 

 

手書きでの書き出し

何かを感じだ時、思った時、映画を見た時など、どんな時でも思ったことはその場でメモすることがとても大切です。

 

特にそれを手書きでノートに書くのはとても良いとのこと。

 

思ったことを手で書くと言う動作と共に脳に記憶できるかららしいです。脳はその時の感情や周りの状況を一緒に記憶するそうです。

確かに、「この匂いは・・・。とふっと懐かしい記憶が蘇ったりする」ことってありますようね。人の脳はいろんなことを関連させながら、記憶を保存するそうです。

 

だからこそ、手書きのノートに書いてまとめると言うのは記憶にとても効果的とのこです。

 

睡眠の重要性

 

睡眠中「夢」を見ることがあると思いますが、

 

「これってこの前行った場所に似ているな、

この話って前したよな」

 

って思うような夢ってありませんか?

 

これは脳の記憶の整理時間だそうです。

ちょうど普段溜め込んだテレビの録画を整理している状態に当たるそうです。

だらか、睡眠は情報の整理のためにとても重要だと言うことです。

そして、睡眠は記憶の整理としても重要ですが、それ以上に病気のリスクを下げるそうです。

 

本書では、喫煙よりも睡眠不足の方が病気のリスクがあると言う研究結果も紹介されていました。

 

 これは結構、衝撃的だったので、しっかり寝ることを意識しようと思います。

 

 

まとめ

今回の本ですが、図解が多く、とても分かりやすく書かれていたと思います。

 

本が苦手な人でも読み易い本だと思います。

 

特に基本的に1項目、見開き2ページで書かれているので、全体像を分かりながらよっめるのでは無いでしょうか!

 

 

ただ一つ言うなら、情報がとても多いと言うことです。

 

アウトプットに関連する情報がたくさん本書には詰まっているので、全部全部吸収して、活用するのはなかなか至難の技だと思います。

 

ただし、本書にも書いてありましたが、本を読みその中から、何か一つ学びや、気づきがあり、それを実生活に取り込めることができれば、1冊の本に十分な価値が生まれると書いてありました。

 

そう言う意味では、アウトプットのカタログ的な本だと思い、「自分がこれはいい」と思うものを発見し、実生活に活かすことができれば、十分価値が生まれるのではないかともいます。

 

今回は、読んだ内容を少し、アウトプットして、自分に落とし込むような内容になりましたが、ぜひ、インプットばかりに目を向けるのではなく、アウトプットにもしっかり励んでみてください!

 

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)