労働力って何? 給料って何?

自分の給料に満足してますか?

 

自分の仕事は評価されてますか?

 

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「満足して居ない」と答えた方!

 

じゃなあなたはいくらが自分の労働力に適した給料金額と言えてますか?

 

多くの社会人の人は会社などに勤め、毎月給与を貰っていると思います。

 

そして、「この給料ならバイトの方が時給いいじゃん」と思うようなこともあるかもしれません。

 

今回は、労働力と給料について考えたいと思います。

 

労働力とは

労働力とは何か?

これは私たち、雇用される側が提供できる一つの能力だと思います。

例えば、体力、精神力、時間、〇〇資格、〇〇の経験、〇〇の実務能力など、これらの能力を元に、会社に提供できる力が労働力だと思います。

 

と言うことは、

労働力とは私たち労働者が会社に販売できる商品のことと置き換えることができるのではないでしょうか?

労働力と言う商品を供給できるのは労働者のみ

 

給与とは

給料とは何か?

会社から報酬として、多くの人は給料を貰っていると思います。

これは労働に対する対価に当たるものだと思います。

会社が労働力と言う商品を買っている事になります。

要するに利益を出すための投資という事です。

 

給料と労働力を組み合わせて考えると

私たち労働者は会社に労働力を提供し、会社から報酬を貰っています。

 

別の言い方をすると、

私たちは労働力という商品を販売し、

会社は労働力という商品を購入しているとも言えます。

 

そして、労働力の価格付けと言う部分がとても重要になってくると思います。

どんな商品を売るにしても、購買層と価格付けは、売り上げに大きく作用する要因だと思います。

では、労働力の値段付けは誰が行なっているでしょうか?

  1. 雇用される側
  • 新卒

新卒入社の場合、面接時に給与の話はあまりなく、内定を貰った後に、額面などがわかるかと思います。そして、額面の交渉などはほとんどないと思います。(僕が経験した中では、ありませんでした。)そう意味では会社に給料の決定権があるように思われます。

これは、金額交渉がある程度できるかと思います。

選考の時点で、給与面や働き方、仕事内容などの部分で交渉が可能なので、最終的な決定権は会社が持っているかもしれませんが、決定内容に関してある程度の影響を与えることが出来るので、労働者、雇用者両者かもしれません。

 

  1. 会社側 

 では会社はどのような基準で決めているでしょうか?

まず大前提に会社側としては、会社にどれだけの利益を生み出すかで、金額を決めると思います。

ただし、最低限はギリギリラインで労働者が生活できる金額になるかと思います。

家に帰り、明日も働くことができる労働力を回復できるだけの生活ができる金額(給料)を払うと思います。

そして、最低限の金額にプラスその人の能力値分がプラスされた金額で給料が決められるのではないでしょうか。

この辺の考え方はマルクス考え方が適していると思います。

 

 

と言うことは、労働者は自分の商品である労働力を提供し、

会社に利益を出す活動に従事し、会社側は「最低限の生活ができる」+「能力値」

金額を決めるのではないでしょうか。

 

 まとめ

  • 労働者は労働力と言う商品を会社に売る。
  • 労働者は労働力と言う商品で会社に利益を出すように活動する。
  • 会社は労働力と言う商品を買う。
  • 会社は労働者が労働力を回復できるだけの、給料と言う費用を出す。

 

これが労働力と給料の関係ではないでしょうか。

 

そう考えると、給料の金額が業界、業務内容により大きな差が生まれる事に納得できるのではないでしょうか。どれだけの利益を会社に提供できるかで金額が決まる。

 

だから、部門や業務によって同じ会社でも金額が生まれると思います。

 

事実、昨今では確実に年功序列制度が崩壊傾向にあることがこれに関係する部分だと思います。

 

ただ、私たちが労働者としては給料以上の仕事をするのは無駄なように感じるかもしれません。

 

しかし、この給料以上の仕事をすることで、自分の経験値が増えるようにすれば、転職などで市場価値をあげることができるのではないでしょうか?

 

新卒で仕事をしていると、「この給料」と思う思うことがあるかもしれませんが、次のステップアップを考えると、ぜひ、「この給料」と思わず、次へのチャンスの為に経験値を自ら掴み取ることが重要なことだと思います。